この解説は、2020年11月18日の結果記事で書いた内容です。
伝えたかった本質的なところは、やり方・手法自体ではなく、
やり方・手法に絶対的な正解はなく、厳格なルールを持って相場を見続ける大切さ
でした。厳格なルールなくチャート見ていると、同じ局面なのに毎回違う判断をすることになり
いよいよ何が正解かわからないですよね。
同じ局面を、同じ局面と判断できる厳格なルールの設定が、相場の第一歩目として必要なものだと思います。
では、前置きはこの辺で終わります。
自分の環境認識方法は、各時間足で3つのEMA(200,75,25)を使って行います。
3つのEMAと、現値の位置で厳格に以下のようにパターン分けしています。
・上昇トレンド認識
・上昇トレンド収束想定
・上昇から下落への転換想定
・上昇から下落への転換準備
・レンジ認識
・下落トレンド認識
・下落トレンド収束想定
・下落から上昇への転換想定
・下落から上昇への転換準備
各時間足毎に、このパターンに当てはめて認識します。
そして、どう使うかと言うと・・例えば、
日足、4時間足が「上昇トレンド認識」時に、時間足が「下落から上昇への転換想定」の場合、
日足、4時間足の上昇に対し、時間足レベルの押しが発生し、その押しが終わろうとしていると認識。
→じゃあ、買いは伸ばすが、売り早めに利確、というように考えることができます。
というような各時間足の環境認識を並べて考えると、
MTFで、全体の状況を把握できるようにしています。
パターンはプログラム化することを前提に考えたので、かなり厳格に決まりがあります。
そして、各パターンによって、上下に限界点があります。
「違うパターンに変わる位置」と言い換える事ができます。
その位置が、自分の利確位置、損切位置という事になります。
※スキャの利確は5~10pipと固定値幅で考えています。
しかし、情けないことにブログ上でも利確位置、損切位置まで
保持していることは少なかったりします。
という解説を踏まえて、
11月13日から時間足の環境認識が、「レンジ認識」となっています。
ちなみにレンジ認識の条件は、
200EMA > 25EMA > 75EMA もしくは 200EMA < 25EMA < 75EMA
かつ、直近確定足が実体レベルで
200EMA > 近確定足の全実体 > 75EMA もしくは 200EMA < 近確定足の全実体 < 75EMA
この状態を「レンジ認識」としています。
ちなみに「レンジ」なんてものに絶対的な定義はなく、また定義することは出来ないと思います。
これはあくまで、自分の個人的な認識で、これが正しいわけではありません。
しかし、自分が確認した過去のチャートでは、このレンジ認識の条件を満たすと、
200EMAと75EMAに挟まれた中を、レートが行ったり来たりする現象が
ある程度の回数確認され、認識すべきパターンであると判断したために、
そのパターンに「レンジ認識」という名前をつけたというだけの話です。
では、いつもブログで出している15分足チャートに、1時間足の3つのEMA(200,75,25)出してみます。
こんな感じでした。
11月13日以降、時間足の200EMAと75EMAに挟まれた中をレートが行ったり来たり
している様子が伺えると思います。
ここは逆張りする自分にとっては、絶好の稼ぎ場だったのですが、
うまくレジサポを認識できず、エントリー条件を満たす事ができませんでした。
なので、11月13日から今日までは、結構悔しい思いをしてきました、というお話でした。
完全にオリジナルな環境認識ですが、誰かの参考になれば幸いです。
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